この年頃の女子は、ものの一年もあればグッと大人びてくるものなのですよ。
それが家族愛に近い感情なのか、恋かも分からないままに。
アルドとクララの関係性が綱渡りすぎて、冷や汗かくわ。
ソ連怖いよー、生きた心地がしないよー。
不安定な情勢の中、何とか今日も生きている一般市民のことなんて、もうそっとしておいてくれよー。
弾圧だってさ。
そんなやり口じゃ本当の意味で支持してくれる人なんて、絶対生まれないのにね。
登場人物達はみんな、傷を抱えながらもお互いを思いやれる優しさに溢れた人々だから、そこだけはほんと安心。
こんな人たちが心穏やかに過ごせる世界を、作っていかなきゃならんよな。