淡々とつづられていく、とある家族の夏の日々。そのどこにでもありふれているかのような家族のやり取りでも、ひとつずつ丁寧に掬っていけば、とても美しいものを観ているような、あたたかな心に触れつづけているよ…
>>続きを読む韓国映画は、多くを語らずして共感の涙を流させるのがうまい。久しぶりに会った孫の座る椅子を少しだけ自分に寄せる祖父の演技。泣。意地悪したり、恋をしたり、笑ったり、笑えなかったりするオクジュ。そんなオク…
>>続きを読む夏休み、妻に家出され事業に失敗した父親と弟と共に祖父の家にやって来た思春期の少女の物語。
ちょっと複雑だが、日本でもありそうな家族風景が見られる。
役者陣がとてもナチュラルで良い。
特に台詞…
ずっと限りなくこの光景は見たこと、居たことがあるような気がずっとしてるんだけど、言葉と文字は分からないのが心地良くふわふわと観た。
窓と光と麺とか夜と親戚と化粧水とか祖父とオーディオとか慣れない場所…
うーん、言いたいことは何だろう。
家族とは?人生とは?人間とは?思春期の子の成長?
ドキュメンタリーのような、ある家族のひと夏を描いた作品。
悪くはなくて最後まで見れるんだけど、何が言いたいかいまイ…
夏休みに祖父の家で居候を始めた家族の物語が、長女をメインに描かれる。
家族という人生で切り離せない存在の特別さや疎ましさが、陳腐な感じではなく、静かな描写によって丁寧に表現されています。背景となる燦…
変わらないものと
変わりたくない自分と
勝手に変わっていってしまうこと
どれも自分の力でコントロールすることができないこの世界の儚さや無常感と向き合う思春期
まだまだ子供のように夢を見ていたかった…
このレビューはネタバレを含みます
おじいさんがいなくなった後の座椅子とか扇風機とか虫眼鏡とか、、悲しくなった。
ラスト、おじいちゃんが座っていたイスを見た後に泣くオクジュに泣いた。
そして、1シーンずつ映る写真、階段、ベランダ、…
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