どこに行っても地獄！！

舞台は怪しげなオッサン＆オバサンが経営している孤児院。補助金を得るために孤児の人数は減らせない！→脱走試みたやつは処刑→死体を冷凍庫に保管→頭数変動なし→補助金ゲット♫のスーパーコンボに勤しむヤバいとこに入所した主人公が、そのヤバさに気づき脱走を試みる孤児院ホラー。

今月からレンタル開始！補助金ゲットの手段が絶妙なリアリティあって笑えないけど、笑ってしまうWHD案件！このメーカーさん一昔前のVHS画質と比べたら最近のやつはかなり画質良くなりましたよね😂コレも普通に見やすかった！それかレンタルされるやつのみなのかな？？

ベッドに寝てる男女をいきなりハンマーで殴り殺すシーンから始まるのだけど、ジャンプカット？なのか何なのか不思議なカットワークを繰り返し、ハンマーを頭に向かって振り下ろすのではなく「そっと置く」感を全開に演出したサイコーなプロローグ！ちなみにハンマーは現地調達！🤣そもそもこいつら誰？と思ってたら、どうやら主人公の母親らしい。でも父親行方不明らしく、じゃあ男の方は？と思ったら母親が娼婦でその客だったみたい。自宅で客と致してるとか、なかなか複雑な家庭環境！！

というわけで両親が不在になったから孤児院に引き取られるのだけど、最初に書いたように家も地獄なら孤児院も地獄。しかも殺されたママは町では超有名らしく、ほぼ全ての男とヤッてるという。一番最初の客が父親らしいけど、それが誰かわかんないって感じ。みんな母親の客とか、町も地獄じゃん…😱孤児院どころか町そのものから抜け出したい主人公は無事に脱出できるのか…？という流れ。

ジャーロの影響を受けたのであろう冒頭の殺害演出は楽しいし、『暗闇にベルが鳴る』より前にこのジャーロ的なカメラをアメリカ映画が採り入れてるのは面白い気がする。もうひとつスラッシャーの元祖的扱いをされている『愛欲の魔神島』よりも本作の方が製作年が一年早いし。しかも『愛欲…』はイギリスで『暗闇…』はカナダ。仮面殺人鬼的要素もジャーロからの輸入だとは思うけれど、『ハロウィン』の7年前のアメリカ映画でやってるっていうのも割りかし無視できなかったりする？

あと、ラストがサイコーだった！！全てはこのためだったのか！と笑って震え上がるナイスな終わり方👍結局どこに行っても地獄じゃん！🤣

• #ホラー映画と怖い映画

ハンマーそっと置く殺人

最近、出てくる男性みんなクソ！って作品が多いけど、これは出てくる女性がみんなクソでした(笑)

そしてハンマーが本物だから？ダミーが用意出来なかったから？なのか、殺害時に振り上げてからソッ…と置くだけという、なんとも間抜けなシーンに失笑♪

なんてこったい！な展開に翻弄されていたら、ラストはまさかのそれ？！

いやー久しぶりにそう来たかと感心してしまいました☆
想像はついていたけれど、見せ方、タイミングがイイ！！



ハンマーそっと置く殺人により、ビッチな母親を殺されたエリー。

そんな母親なので父親は分からず、孤児となった彼女は、施設に入ることに。

が、そこは経営難の為、厳しい規律で子供を縛り、逃げたら殺すというとんでも施設だった。

好奇心が旺盛過ぎて早々に施設の裏に気付いてしまったエリーは、早速逃げようとするのだが……



あ、男性側も結構クソだったわ(笑)

そんな状況でエリーはさぞかしヒィヒィ言っていることだろう～

と思いきや、母親の血を継いでいるからか言動が滅茶苦茶グイグイ系で、観ているこちらが引くw

で、なんだこれ？と翻弄されていると、いきなりクライマックスでババンと！！

どっへぇ～( ´∀`)

70年代作品なので突っ込み所はありますが、そこすら計算されているようで、これは面白かった♪

母親が殺され、孤児院に預けられる少女。
その孤児院は町から補助金を得るためだけの悪徳施設だった。
冒頭の惨殺シーンはとても優しいハンマー攻撃🔨に笑える。どこかイタリアンジャッロを彷彿とさせる。
グロ・ゴアなスラッシャーホラーではありません。
ラストはまあまあ面白いオチ。
ヒロイン役のメロディ・パターソンはなかなかの美人。