Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One
トム、最高のエンターテインメントをありがとう。
本作がパート1で、初の前後編。そして次作がトム主演ラスト、
らしいですが、寂しいけど、どうなるかわからないよね。
監督は引き続きクリストファー・マッカリー、もはやタッグ。
ストーリーはロシア潜水艦に使われていた最新AIが自我を持ち、それが悪の手に渡ると人類は滅亡する、というもの。目新しさは無い、いえ、無くて良いです。
トムがアクションを思考し、自ら実行する、それによるCGやVFXにはない熱い現場感、本物の匂いを魅せてくれる。それが全て。
ストーリーは観るとわかりますが、奪い奪わる、騙し騙され、みたいな感じでほとんど進展しませんが、それでも飽きさせることなく160分が過ぎていくその映画つくりは流石です。
もう1つの流れがイーサンの過去。その過去を巡る際に対峙するのがガブリエルで、イーサンの当時の恋人の命を巡った因縁もある。イーサンがIMFに到り、今へと繋がる物語をさらっとまとめてくれることを期待。
個人的にはパリス(ポム・クレメンティエフ)が良かった、存在感を示した。敵側として登場するも、生粋の悪でなく、人として筋を通す行動をするので、グッときた。
映画館で映画を観ることを再確認させてくれる。
同時代に接することができて良かった、と思わせてくれる人物が何人もいるけど、間違いなくその中の1人。
