1回あることは必ず2回ある?
ルキノヴィスコンティ監督版
郵便配達は2度ベルを鳴らす
鑑賞しました。
ルキノヴィスコンティ監督の長編デビュー作。
戦時中でスタジオが使えずオールロケをしたことからネオリアリズムの先駆けとも言われたそうです。
この郵便配達は2度ベルを鳴らすは、ジェームズMケインの小説で、4度も映画化されている。ブロードウェイでも劇をしてたのかな?
だからめっちゃ人気作品なんじゃん!とおもって期待して見てみたが、、、
なんと!メンヘラ劇だった!笑
それこそネオリアリズムなんだなー!
ヒーローもヒロインも自分を客観視できておらず、欲情のままに動く。
メンヘラ男とメンヘラ女の愛❤️
人を殺しておいて、俺はひどい男かい?とか人にきいて安心したがる様は、笑えました。
誰に感情移入しようか迷いましたが、誰にも感情移入できなかったな。
殺された夫が1番いいやつだった!
郵便配達はでてきません笑
1度起こることが2度起こる設定でこのタイトルは、センスあり!
ルキノヴィスコンティの晩年の作品の印象がつよく、デビュー作ではあまり彼の作風を強くはかんじなかったな。