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世紀の終わりのsashaiceのレビュー・感想・評価

世紀の終わり(2019年製作の映画)
3.8
LGBTシネマフェスティバル🏳️‍🌈✨
終わった後に私たちが目にしたものは"何も見た目どおりじゃない"ことに気付く作品。一味違う難解さがありました。愛情を求める孤独な男性の恋のハンティング物語(あるいは一部ファンタジー)。オチョとハビの偶然に見えた出会いの意味が複雑な時系列(3段階くらい?)とともに紐解かれていく。
これはかなり複雑でコメントも難しい。見てる側が話の飛躍についてこれるか、こちらの想像力に大部分をお任せされている感じ。
オチョの最後の「それは絶対に君じゃない」がいろんな意味にとれてもやもや。曖昧なストーリーラインと時系列の混乱で少しずつぼやける現実。
結局彼らは一緒にいたの?いなかったの?
彼がここ20年で変わったっていう意味の比喩?
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