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1917 命をかけた伝令のぷのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.5
バスケットボールダイアリーズの頃のディカプリオを思い出すトム・ブレイク役のディーン=チャールズ・チャップマンは、いかにも主役然として物語を引っ張るのに相応しい。一方ハリポタのロンに見えちゃうウィリアム・スコフィールド役のジョージ・マッケイは後ろ向きにブレイクに着いていく。これで物語が流れて行く…と思いきや、使命を受け継ぎやり遂げようと前へ前へと邁進するスコフィールドの姿にどんどん引き込まれて行った。
短い時間でも要所要所を押さえていく名優達もポイント高い!絵の構成も美しい。
美術もカメラも脚本も役者も。全てを計算し尽くした職人達がただただ淡々と時間をかけてワンカットを作り上げていく。
永遠と刹那。
もうね、見なきゃ損ですよ。
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