ちくわ

デンマークの息子のちくわのネタバレレビュー・内容・結末

デンマークの息子(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

移民とはまた違うけれど、狭い日本に毎年押し寄せる◯国人や◯ルド人のニュースを見聞き、またそれを目の当たりにしてるので映画の様な事が現実になりそうでかなり不安だ。
日本なんて民族性から言ってもすぐ占領されてしまう気がしてならない。

生まれ故郷を守りたいと思うのはおそらく誰しもがある純粋な気持ちだと思う。
トランプ元大統領のように壁を作って、というのはかなり乱暴だけれど自分達の国をまず守りたいと思う、その何が悪いんだ、とも思ってしまう。
ただ、邪魔だから、悪だからと決めつけて排除してしまうことは簡単で、またこうゆう短絡的な思考は短絡的な結果しか生まないのも明らかだ。
けれど、共存なんて果たして出来るのか。
マリクの行動に少し溜飲が下がった自分は未熟すぎる。

映画終盤はかなりしんどい。
1番守るべきものを守らず、自分は何を守り誰を守ってきたのか。
争うことは何も産まないと1番理解しているはずなのに、争うしかない現実。
どちらが先に始めたのか、誰が悪いのか今では答えがない。

映画としてはスローな展開なので先がある程度読めてしまうきらいはある。
けれど、ザガリアからマリクに視点が変わる展開はちょっと意外で良かった。
ハラハラと言うよりは、予測ができる展開をどうか外れて欲しいと願って見る感じかなあ。

ザガリア役の俳優がとてもイケメン。
潔過ぎるw刈り上げツーブロのヘアスタイルはこの彫りの深い顔立ちだから似合うんだろうなあw
ちくわ

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