エーガンフリーマン

サヨナラまでの30分のエーガンフリーマンのレビュー・感想・評価

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)
3.2
就職活動が上手くいっていない大学生の颯太は、偶然カセットテープを拾ったせいで、見知らぬ若者の姿が見えるようになる。彼は1年前に亡くなったミュージシャンのアキ。カセットテープを再生している30分だけ、アキは颯太の体を借りて自由に行動することができた。さっそくアキは颯太の体を借りて、彼の死でメジャーデビュー目前に解散したバンド「ECHOLL」の再結成に動き出すが・・・!?

今では見ることのなくなったカセットテープ。アキは入れ替わりの間自由に行動出来るが、あくまでカセットテープに記録されたデータのため新しい思い出に上書きされてしまうという設定が新しい。けど、すごく活かせてる脚本かと言うと、普通。映画としては少し間の取り方があまり絶妙じゃなくてTVクオリティに感じてしまった。せっかく題材が面白いので、もう少し感動したかったな。あと僕の記憶力が悪いのか、ミュージック映画なのに終わった後覚えてる歌がひとつもない笑。
最後まで観れたのは、ひとえにこの頃の新田真剣佑の美しさのおかげです。