RRR

グッドライアー 偽りのゲームのRRRのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・年配の詐欺師であるロイは 未亡人の資産家ベティ300万ポンドの(約4億年程)の資産を巻き上げようと策を練るが…ベティの孫のスティーブンからロイの過去が暴かれ…的な内容

・ヘレン・ミレン×イアン・マッケランのいぶし銀対決でしたね てっきりインテリジェンス溢れる 騙し騙されな物語が展開されるものとばかり思っていたので 予想外に苦々しくヘビーな後味に若干気持ちがグッタリと…
・ベティとロイ(どちらも本名ではありませんが)の明暗くっきりなラストに、ここまで描かずとも…と少し思いましたが それだけの事をやって来た(ツケが回った)と言う事なんでしょうね
・真相はひとくちに(過去の怨恨)と言っても、1943年のベルリンの戦争激化直前の 誰もが精神的なバランスを崩しがちな不穏な時代、そこからの混乱の中 復讐心がベティの生きる糧になったのかもしれないし、別人に成り代わり刹那的に毎日を送って来たであろうロイとの(生き方の違い)みたいなものが、その後の明暗を分けたのかな等と思いました
・何にせよ これからより良い老後を…と言う年齢でのシビアなラストに(人生は甘くない)もんだなと
・この内容に名俳優をぶつけて来る小憎らしさ…(笑 面白かったです
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