えのきの上だけ短く切ったような、生まれる前の魂たちが思い思いに過ごしてて可愛い✨
その子たちのいる世界は、淡い紫色で
いつか見た優しい絵画のよう
おもちゃ売場の女の子コーナーやユニコーンで思い浮かべる色彩を柔らかくしたみたいな
主人公は22番を地上で導いたけれど、22番を見ていて主人公もハッと気付いたことがいっぱいあったんだと思う
生きる意味を探してしまうと大変だ
ブルーハーツが言うように、
“生まれたからには生きてやる”のだ
目の前のこと・今出来ることを自分なりに、
時に楽しく、時に淡々と、時には悪態を付きながら嫌々でもやっていったら、
意味とか生き甲斐とかは後から着いてくるんじゃないかなあ
もっと言えば、別に着いてこなくても構わないんじゃないかな
そんなことを考えた
生き死にをとても厳格に描いているのかと思ったら、ラストに意外と采配ひとつだった
あと、生まれる前に性格をあんな風に決めているのだったら、私にももうちょっとあんな風やこんな風な性格を備えて欲しかった！と思った
