再上映しているのを一昨日フィルマで知り、今日を逃すと見られないので頑張って早起きして観に行って来ました。
最近、DUNEも観て、オッペンハイマーも観て、もちろんすごく良かったんですが、これはすごく良かった。とても良かった。
コロナでディズニーだけの配信になり、もう見られないかと思っていたので、再上映ありがとうございます😊フィルマ見なかったら気づかなかった。フィルマありがとうございます😊
「生きることに意味はあるのか?」
そんな問いを若い若い時に心に抱いたことは確実にあった。
「生きることに意味はないんだ。今を生きる、その素晴らしさをただ感じて生きるのだ」
そんな答えを描いているものは古今東西、映画に限らず多くあるけれど、
ジャズ音楽に包まれながら、おじさまと猫、あるいは青く光る魂のおじさまと少女(っぽい)がふたりでそれを掴んで行くこのストーリーは、優しくて楽しくて、なるほど配信当時に評価高かった方が多かったのも頷ける。
最後のお互いへの思いやりにほろりときつつもちょっときれいに過ぎる気もするが、こんな優しく可愛い映画で主人公たちにもやもやした気持ちを抱きたくないから、やっぱりこれでいいんだろうな。
魂が還るところ、生きる魂の個性が宿るところの世界の表現や、そこの管理者たちの表現が面白いし美しい。「ゾーン」無我の境地が「そこ」に近いという設定などはとてもとても面白かった。
銀杏→楓でした!が種子を蒔くところ。空と雲の美しさ。お腹空いて食べるピザ🍕の美味しさ。チュッパチャプス舐めながら、希望通りにいかなくても、誇りを持って仕事を今している人のこれまでの話を聴く。怒鳴られて、怖かったこと。
良かったね、良かったね。体験できて、良かったね‥
中学生の娘におすすめしたいから円盤買っちゃうかも。見てくれるかなー。
ショートムービーの、うさぎさんが夢を抱きながら地下におうちを作ろうと穴掘りするアニメも可愛かったな。
朝イチだけど30人くらい入っていた。大人もいたし、中学生くらいの人たちもいた。なんか、いいな。嬉しいな。
追記
円盤を買い、実家で恒例の布団の中。デジタルコピーをストリーミングで娘と観ました。良いと言ってくれました。シアワセである。
2024.5.5