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ソウルフル・ワールドのchinaのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.2
今回の3作品の中じゃソウルフルワールドがお目当てって人多いんじゃないかな...。3作とも見てきたけど客の数が物語ってた。そこそこ人いた。
私は逆に他二つが目当てで見るつもり無かったんだけど、特別料金で安く見れて、鑑賞ポイント貰えて、面白いってわかってるなら見るしかないやろと思い鑑賞。配信当初に見たっきりだったのでだいぶ新鮮な感じで楽しめた。コナンと上映が被ったこともあって映画館激混み😮‍💨

ミュージシャンを夢みてるジョーはなかなか夢に辿り着けず、音楽教師をしていた。そんなある日憧れのバンドのピアノ伴奏に抜擢された!そんな夢が叶う直前ジョーはマンホールに落っこちてしまった。彼が迷い込んだのは、ソウルく魂>たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった。
そこで出会ったのは人間の世界に行くことなくずっとその世界で過ごしている22番

まず初めにオープニング(シンデレラ城のとこ)から始まってるのが良い

ソウルたちは性格を構築し、最後に自分だけの「きらめき」を見つけると生命誕生!!って訳だけど、それは生きる意味じゃないってこと。
何にも興味を持たなかった22番が人の世界でワクワクしたり、美容師の友達が本当は違う夢があったり、きらめきや自分のやりたいことについて考えさせられる映画だった。

ジョーのきらめきは本人も言うように音楽なのは間違いないと思う。だけどジョーの夢(やりたいこと)はミュージシャンじゃなくて教えることだったのかなと感じた。ジョー本人も22番に生き方を教えていくにつれてそれに気づいた感じ。

ついこの前私は進路について悩んだ。
私のきらめきは間違いなく絵を描くことだった。だから小さい頃からそれを仕事にしたいと思ってた。けど先日、別にそれって仕事にする必要ってあるのかなと思い別に趣味でも思いのままに楽しめると感じて専門学校を辞めた。正直間違った選択かもしれないとは思ってたけど、本作を見てなんだか自信がついた。間違ってなかったのかなって。大人向けの作品と話題だけど進路に迷う高校生とかにも是非見てもらいたい作品だと感じた。

レッサーパンダは女の子に向けた作品。ソウルフルワールドは大人に向けた作品。万人受けするヒット作を作るぞ〜!と言うよりかは作りたいものを作る。そんなピクサーが大好き
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