このレビューはネタバレを含みます
すごく面白かった。
リアルな描写の現実世界からいきなりファンタジーでアニメな世界に行ったり、魅力的なジャズからユーセミナーでのテクノのようなポップまで。
真逆の世界を行ったり来たりするのが新鮮で、映像も音楽もとても楽しい。
生きる意味は何か。夢を叶えること?偉大な人物になること?
成功した人もそうでない人もいる。ただ些細な日常に喜びを感じられればいいじゃない。
集中することと廃人のようになってしまうことは紙一重。これもけっこう大事なことだと思う。
ジョーが最初に天国への階段で会った人が「そっちには行かないほうがいい」と言ってたのは、メンターで苦労したのかな。
最近のディズニー、ピクサーはキャラデザが独特。ジョーの見た目で少し損をしている気がする。
ジェリーやテリーの立場は謎が多い。創造主のようでもあり、必要以上には干渉しない傍観者のようでもある。
22番についてもメンターを割り当てるだけでそれ以上のことはしてこなかった。
偉大な人物をメンターに割り当て続けたことで萎縮してしまい長期間生まれる準備ができなくなってしまった22番。
ジュリーたちの考えに裏はあるかどうかはわからない。個人的には深く考えていない(プログラム通りやっている)だけにも思える。