すぎち

福岡のすぎちのレビュー・感想・評価

福岡(2019年製作の映画)
3.4
第8回 「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2022」

7/30 福岡 上映後舞台挨拶
新宿シネマカリテにて

【登壇者】
山本由貴、隈元博樹(映画作家/カルチャー批評誌「NOBODY」編集部)





▽以下ネタバレ注意▼





福岡というタイトルであるが冒頭から韓国語が飛び交って一瞬驚きます…

大韓民国で古本屋を経営しているジェムンは客のソダムに誘われ日本の福岡を訪れる。

ジェムンはとある居酒屋に向かうと大学時代に仲たがいしていたヘヒョと再開するのだが28年ぶりに再会したこのふたり…

実は恋敵で2人が愛した女性はジェムンとヘヒョの両方ともが好きでどちらかを選べずに学校を中退しその後失踪してしまった…

いまだにその時のトラウマを引きずって生きてきた冴えない男性2人はソダムと福岡の路地を歩き回るのだが…とある古本屋でユキという日本人と出会うのだがここから奇妙な体験がはじまる…

古本屋にソダムの人形があったり、いきなりユキとソダムが街中でキスをしたりと…
このあたりからちょっと話が雑になった感があり自分は物語についていけなくなりました…涙目

ちなみに撮影は2018年の春
ユキさんによると自分には台本みたいなものはなく、いま撮影しているの?いまは休憩なの?と区別がつかない時もあったらしいです

監督の自由奔放さが滲み出てるような作品のようです…

いきなりこの店で撮影しようとかが結構多々あったみたいなので笑


キスに関してはユキはソダムと通訳を交えて話し合い、ソダムからこのシーン必要ある?と言われたらしいですがお互いがシーンの意図に納得して結局はすることになったことも裏話で聞けました(笑)

追記
・物語が難解すぎましたがもう1回観たら分かるような気がしないでもない…
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