【罪に問うべきは?】
そんな一本
2002年、パソコンで簡単にファイルを
共有出来るソフト「Winny」が
金子 勇さんにより開発・公開される
しかし、これを悪用した
映画・音楽等の違法コピーが横行
違法コピーでの逮捕者が続く中
このソフト開発者本人の金子さんも
[ 著作権法違反幇助 ]の罪で逮捕されてしまう
開発者が悪用した訳でもないのに
罪に問われるという実際にあったお話
︙
作中に
「ナイフで人が殺されたとして
そのナイフを作った人が罪に問われるのか?」
という例えがあって、なるほどな…と🤔
ソフトなんて最初から完成されてはなく
問題が発見されそれを都度更新しながら
完成形に近づいていくのであって
その途中段階で開発者が逮捕されてたら
そりゃ、たまらんわなってのも納得😐
ソフトを改善するための
たった二行のコード書き換えも
起訴されているとそれが出来ないため
リアルタイムではどんどん被害が拡大していき
法律の愚鈍さと現場のもどかしさみたいなものが丁寧に描写されていた😣
とは言え莫大な被害が出たのもまた事実
作品が結構
金子さん側からの視点で作られていたので
被害者となる映像や音楽の権利者側からの
描写がもう少しあったらもっと良かったかな😊
しかし
エンドロールのご本人の映像を観ながら
金子さんがパソコンに触ることが出来ない
あの数年間で日本のIT部門の
多くの未来が失われたと思うと
日本が世界において行かれるのが
本当にこういうとこなんだな…と
なんともやるせない気分になったけど
東出くんを筆頭に出演者の演技もよくて
派手さはないけれど結構面白かった😉👍