sanana

カセットテープ・ダイアリーズのsananaのレビュー・感想・評価

3.3
音楽で間伸びしている感は否めない。
また米国をきれいに書きすぎではないかとも思う。
作品内容的には好きで、最後は涙した

労働者階級かつ移民
彼らの差別に対する叫び

ただ私が今回読み取ったのは二つ
一つ目は自分第一になってしまっていた彼
自分のやりたいことを尊重しつつも家族の大変さを理解し、彼らの気持ちを考えた言動を取ることの大切さ
父親だって辛い状況があり、それを理解しなければならない
どんなに切羽詰まった状況であっても、周囲に気を配り大切にすることだ


二つ目は何かのせいにしていては何も始まらないということ
彼は確かに移民というハンデがあった
でも家族のせいにして全てを諦めてしまう時期があった
理由を言い訳にするのではなく、モチベーションに変えられる原動力を持つべきだ
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