マーベル映画、ヒーロー映画というよりクロエ・ジャオの映画の側面が強いなーと思う。クロエ・ジャオの作品の中にマーベルヒーローが存在するかの様なそんな感じです。決して否定していません寧ろ凄くいいなと思った。
とにかく美しい。空気の質感だったりエターナルズが使う神器？のキラキラ感だったり物語もヒーロー映画というよりかはエターナルズ達のヒューマンドラマを見ているかの様な気持ちになる。
とにかく10人のキャラがそれぞれ立ってて凄くいいなと思った。エターナルズ間の中でも恋愛関係であったりパートナー関係であったりマーベル初のLGBTQや聴覚障害のキャラ、メンヘラ化するアンジーそれを見守るマ・ドンソクだったりと人間臭い所が本当に良いなと思う。仲間集めのシーンがRPGっぽくロードムービーっぽく作られててワクワクした。
アイアンマンからエンドゲームまでの10年間が本当にチンケに感じる程のスケール感を持つMCUとしては異質の、別次元へと行ってしまったなと思った作品。複雑化するMCU。楽しみです。
