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燃ゆる女の肖像のaka黄屑のレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.5
IMDb8.1/メタスコア95(!)、カンヌ国際映画祭脚本賞受賞の認定済傑作『燃ゆる女の肖像』(19年)観了。
全米映画批評家協会賞など主要映画賞幾つも受賞したクレア・マトンの撮影は勿論、脚本・演技等全て凄まぢい、フランス映画を近年あまり観てなかったのを反省(恥)させられた確かに傑作!
14年の『Bande de filles (Girlhood)』で既に名匠らすい(汗)監督・脚本のセリーヌ・シアマは私的にはあの『ぼくの名前はズッキーニ』で脚本担当だったヒト!
名実ともに仏映画界を代表する女優の一人らすい(再汗)アデル・エネルは本作撮影の前まで監督と実生活のパートナーで、監督の彼女への更なる活躍を願う想いが作品に焼き付けられてる感。そしてW主演のノエミ・メルラン(二人共同い年の32歳)がより印象的な好演をしてて彼女の"眼差しの映画"とも云える👁
感情の"迸り"が映像として表現されてるのも印象的で、劇中で読書されてる「オルフェウス伝説」が映画的に表現されるのもニクイ。
敢えて音楽の使用を極端に絞り、使用された たった2曲の印象が強烈♪
それと敢えて極端に排除されてるのが男性とゆー存在…
01年生れのメイド役ルアナ・バイラミも今後の活躍を予感させる演技。
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