・経済の発展が著しいムンバイで建設会社の御曹司であるアシュヴィンは 一方的に婚約者に別れを告げられ結婚が破談に… その新婚家庭でメイドとして雇われた田舎出身のラトナは そのままアシュヴィンの元で働く事に… 献身的なラトナにアシュヴィンの心は癒され いつしかお互いが気になる存在になってゆくが…的な内容
・王道のメロドラマと言うか 懐かしの少女漫画風味な内容で 解り易く見易い感じです インドの(歌えや踊れ)的なエキゾチックな賑やかさは控えめで静かな流れの作品でした
・インドも近年は発展し女性の立場や権利みたいなものが少しずつは変わって来たかとは思いますが、ラトナの結婚が親同士で一方的に決めた婚姻であったり、嫁ぎ先から出る事が出来たのは口減らしや仕送りの為だったりと まだまだ現実はシビアなのかなと…
・中盤から少しずつ距離を縮めてゆく二人、仮縫い中の妹のドレスを大きな鏡の前で試着してみるラトナと鉢合わせするくだり…今時あまり見掛ける事のない甘酸っぱい胸キュンシーンに顔がニヤけてしまいました
・まだまだ難関が沢山あるけれど 最後の電話で繋がった二人の心、アシュヴィンの呼びかけに応えるラトナ…もう何にも付け足す事の無い素敵なラストシーンでした 面白かったです
