マカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネによるアメリカに住むユダヤ系移民のギャング達を描いた傑作。
初めて観た時は、これ以前の名作という名作にレオーネといえばマカロニ・ウェスタンというイメージを持っていたが、完全に覆させられ感動した。
ゴッドファーザーなど好きなマフィア映画はたくさんあるが、性描写や劇中出てくる食べ物へのイメージ等、イタリア生まれのレオーネが描くマフィアはまた違った味わい深さがあって見応え抜群。
4時間という長さ、複雑な時系列等、一度見ただけではストーリーを理解し難い映画ではあるが、観れば観るほど面白くなる不思議な映画だ。劇場版は大事な部分が欠けてもはや別の映画になってしまっているので、観るなら完全版が断然おすすめ。
