takanoひねもすのたり

d@bbe: 精霊の呪いのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

d@bbe: 精霊の呪い(2013年製作の映画)
2.9
トイレ術…😅

精神科医のエブルは悪魔祓い師ファルコを連れて辺境の村を目指す。
結婚式の日以来、おかしくなってしまったキュブラを診察するために…というPOV。

とりあえず、長い!長いよ!
これで120分は長いなあ…90分くらいならもっと気軽に地雷を踏みに行けるのに😅

トルコ産ホラーです。
あちらの呪術ではトイレ術ってポピュラーなんでしょうか、髪の毛や内蔵や皮剥がれた牛の頭や汚れた人形などがトイレからわらわらと出てきます。
あと、変な呪術の絵も、悪の精霊(ジン)が呪う相手におしっこかけてるような絵でした。
なんかシモ系が目に付きます。

POVは、ブレる揺れる見づらいというのがあるのですが、荒削りな撮影というか意外と飽きずに観れました。あの勢いが新鮮だったのかな、プラスになってる感じ。

エブルは医者で、悪魔懐疑論者です。
時々ファルコと意見の相違で口論になるのですがキレ方が尋常じゃない。
ボコボコに言い負けしてるファルコが気の毒になってくるくらいの、頭にきんきん響くキレっぷり。やかましいんじゃー!ファルコ負けるな。

その他の人達も、機会があれば一瞬でヒートアップ、カメラを向けるな!出ていけ!罵倒の嵐…なんか15分に1回は誰かが怒鳴っていたような感覚。

結末は頭が混乱しましたよ…ぼんやり、うん、ぼんやりと分かった気になってるだけかな。
因果が分からん…まあでもいいや😅

キュブラの悪魔憑きの顔や動き、結婚式での表情の変化とか、精神疾患と紙一重な感じで○
ひょいっと上に飛んだ動きは意表をつかれた。

ハイライトはやっぱり悪魔祓い師がトイレ掘りするシーンかな…今までみたことないよ😅