このレビューはネタバレを含みます
なんでジム・ジャームッシュがゾンビ映画撮るんだよと思っていたけど、まんまジム・ジャームッシュ映画の登場人物がゾンビ映画に出てみました。みたいな映画だった。
自分はジャームッシュ映画を網羅しているわけでもないし特段語れるわけでもないけど、ジャームッシュを知らずゾンビ映画としてこれを観た人は困惑するだろ。
オフビートな笑いに満ちたゾンビコメディ。登場人物たちは自分達が映画のキャラクターであることを知っているというメタ的発言が多いヘンテコ設定。
面白かったがこの辺ちょっとやり過ぎててくどかったな。
「ゾンビとは物質に依存した現代人のメタファーであり〜」という何十年も前からやられてるテーマをドヤ顔で語るラストのナレーションが面白い。