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ひとよのぉゅのレビュー・感想・評価

ひとよ(2019年製作の映画)
3.8
2024年 鑑賞 24-24-6 [2-4]
BSテレ東 シネマクラッシュ にて
劇作家の桑原裕子さんが手掛けた劇団KAKUTA上演の同名タイトルの舞台作品を原作に、「凶悪」「孤狼の血シリーズ」等の白石和彌監督による、15年前に母こはる(田中裕子さん) 起こした事件によって人生を大きく狂わされた一家4人[次男: 雄二(佐藤健さん)、長男: 大樹(鈴木亮平さん)、長女: 園子(松岡茉優さん)]が再会し、崩壊した家族の絆を取り戻そうとする姿を描いた作品。

ー 不揃いな者が集まって家族 ー
雨の夜とタクシー、口の悪いタクシーの運転手、少年少女期の3兄妹、小説家希望の少年期の雄二と結構なグロ小説?、母の告発「お母さん さっきお父さんを殺しました 車ではねてね」と「15年経ったら必ず戻って来ますから」、DV父とあの口の悪い人はお父さんだった?と母の気持ち、雄二は風俗ライター?と稲丸タクシー、面倒くさいのは先代の長女の送迎、あれから15年と登山客の飛び出しで轢きかけた事件、新人タクシードライバー堂下(佐々木蔵之介さん)による園子の送迎と園子は美容師になりたかった?、母の帰還と思わずドアを閉めた大樹、「ただいま」と「お母さん ただいま帰りましたから」、「帰って来たのかよ」、BBQと収監時の母の思い出と仲良さそうな母、帰って来た雄二と蘇った父との回想とコイツヤバい... 、大樹の離婚問題と雄二の行動と母の運転「轢かれかけちゃったよ 自分の母親に よく普通に乗れるよ 俺も殺そうとしたんじゃない?」、スナックでの園子と母&大樹の会話、ケモノ的な雄二の●E●と雄二の怒り?、誹謗のビラや誹謗落書き、堂下の前借り10万と募金と堂下の息子との再会、バッティングセンターのホームランと息子よの別れ、アルバムと「度胸じゃないよ」と宇治金時を恨んだ日、かき氷と園子の気持ちとそういうことか、「もい二度と会えないと思ったなぁ... 」と「お母さん ちゃんと帰って来たでしょ?」、大樹の夫婦問題と兄弟喧嘩と母&大樹の妻二三子(MEGUMIさん)の会話「私はずっと嘘を疲れてたんだ... 」、タクシーの無線を使った夫婦の会話、園子が見つけた雄二のやろうとしていること、千鳥の大悟さんだぁ!とビジネスと堂下の過去、あの暗闇のシーンいる?、雄二と園子の喧嘩と酒を煽る大樹「母さんだぞ!」、「それを踏み台にして 小説家になるから」、雄二の過去とビニール本の万引きと母の行動「お父さんには内緒だからね」、雄二&母の会話「じゃあ 何しに帰って来たんですか?」、あの事件と大樹&二三子の夫婦喧嘩、家族の内部崩壊の始まり...?と大樹の本当の気持ちからの兄弟での言い合いに... 、今度は母が逆の立場になってビニ...「それでもお母さんは立派か?」、●●が●●きしたものの復刻号、これからまた家族が結束を始める?、堂下親子の問題といつからそんなことに... 、ボイスレコーダーとあの日の言葉とあの日の母の行動、●を●●●いる●●とまさかの展開に... 、彼の車に母と無線と兄弟三人で追いかける、雨とあの日の三人も... 、「何も知らねぇくせにふざけんな」と「母さんの声が聞こえてくんだよぉ これからは好きなように暮らせる 自由に生きてゆける 何にだってなれるって 親父殺してまで作ってくれた自由だぁ... 兄ちゃん 園子 そうじゃないのぉ...? どっからやり直したらいいか教えろよぉ... 」、波止場の夜は心に刺さる... 、日常が始まると雄二の行動と家族の集結と家族の写真と雄二アップのロングカット

法律上の家族と本当の家族... を突き詰める作品。重いストーリーだし、全然感情移入出来ない筈なのに刺さってしまう!三兄弟も良かったが、特に田中裕子さんがよりリアリティさや胸落感が増すの!田中裕子さんはズルい!

余談:「初恋の悪魔」の田中裕子さん出演は松岡茉優さん主演だったから?

「もう誰もあんたたちを殴ったりしない これからは好きなように暮らせる 自由に生きてゆける 何にだってなれる だからお母さん今凄く誇らしいんだ」

「(あなたの子どもたちは、人殺しの子どもだって嫌がらせを受け続け、将来の夢を諦めたこと)そのことについてどう思いますか? 子どもたちの人生が無茶苦茶になっている時にあなたは何をしてましたか?」

「今ねぇ 自分のしたこと疑ったら 私が謝ったら 子どもたちが迷子になっちゃう」

「ただの夜ですよ 自分にとって特別なだけで 他の人からしたらなぁーんでもな夜なんですよ でも自分にとって特別ならそれでいいじゃない」
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