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イップ・マン 完結のkazu1961のレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
4.4
▪️Title : 「イップ・マン 完結」
Original Title :「葉問4 Ip Man 4」
▪️First Release Year:2019
▪️JP Release Date :2020/07/03
▪️Production Country: 香港
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-418
🕰Running Time:105分
▪️My Review
『イップ・マン 』シリーズのファンだけでなく、ブルース・リーファンにとっても待ちに待った作品です。シリーズ4作目、完結編で、満を持してブルース・リーとの物語が始まります!!
本作の舞台はアメリカ。弟子であるブルース・リーの招待でイップ・マンがサンフランシスコに渡るところから物語は始まります。
とにかく前半の見どころはブルース・リーの格闘シーン。ブルース・リー/李小龍を演じるのは香港ではブルース役で有名なチャン・クォックワン/陳國坤(英名 ダニー・チャン)。本作ではブルース・リーがこれまでのゲスト的な登場ではなく中心的に描かれています。期待通りのブルースの格闘シーンがあります。 本作のサンフランシスコでのブルース・リーのシーンはもうファンには感涙もの。『ドラゴンへの道』を彷彿とさせる格闘シーンがあり、このシーンだけで、この映画を観る価値があります。見事な顔はそこまでかもしれませんが、表情、アクションは完全コピー、ブルース・リーの動きの再現性、そしてアクション監督は名匠ユエン・ウーピンです。鳥肌以外の何もでもありませんでした。
そして、本作シリーズの完結編。終盤は涙なしでは観られないラストが待っています!!

物語は。。。
1964年、最愛の妻との死別後、愛弟子ブルース・リーの招待を受け息子とともにサンフランシスコに渡ったイップ・マン。しかし、ブルースが開いた詠春拳の道場が、現地チャイナタウンと米海軍との抗争に巻き込まれ。。。

しかしながら、本シリーズの素晴らしさは、やっぱり主演のドニー・イェンの演技の素晴らしさにあります。詠春拳のクンフー・シーンは何度見ても惚れ惚れします。
ブルース・リーに憧れたドニー・イェンが“憧れの人の師匠”を一世一代の当たり役とし、その最終作で“本格競演”を果たすのは感慨深いですよね!!

▪️Overview
「ムーラン」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」など、ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)を演じる伝記アクションシリーズ第4作。1964年、サンフランシスコに渡ったイップ・マンは、弟子であるブルース・リーとの再会や太極拳の達人ワンとの対立などを経て、アメリカという異国の地で生きる同胞たちが直面している厳しい現実を身をもって知る。そんな中、中国武術を敵視する海兵隊軍曹バートンとの戦いでワンが敗北を喫してしまう。香港に残して来た息子にある思いを伝えたイップ・マンは、宣告された病を隠して、人びとの誇りのために最後の戦いへと挑む。シリーズ最終作となる本作は、香港電影金像奨で監督賞をはじめとする9部門にノミネートされた。監督は「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」「イップ・マン 継承」と、シリーズ全作品を手がけたウィルソン・イップ。(引用:映画.com)

出演は、ドニー・イェン、ウー・ユエ、ヴァネス・ウー、チャン・クォックワン、スコット・アドキンス。
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