書店で本をよく目にするから気になって鑑賞。
韓国はこんなにあからさまな男尊女卑があるんだ。。姑の嫁いびりや子連れでの暮らしにくさ、女性のキャリア問題などはたぶん日本でも当てはまるところがたくさんあると思うけど、家族内での息子娘に対する接し方の違いにびっくり。
日本ではどちらかというと、お父さんは娘にだけ甘いイメージが多い気がするけど、実際はそうでもないのかな？
男兄弟の学費のために同じように子供である女の子が働くのにもショックだった。戦前の話かと思ったくらい。
ジヨンの母娘の愛には感動。お母さんのおかげで姉弟もまっすぐで偏見のない子に育ってよかった。お父さん、娘の好きな物も曖昧だなんて、あなたはいったい何を楽しみに生きてきたの（笑）ジヨンが学生時代怖い思いしたときにも、笑顔を向ける方が悪いと言い放つし。それでも大人しくしてるジヨンが切ない。
こういうことがまだ現代でも続いていると思うと恐ろしい。私は恵まれているんだなと感じられた。
結構な鬱映画だけど、カウンセリングでジヨンが救われたのは幸い。
夫はかなり頑張ってるけど、なんだか惜しい。ジヨンが我慢しなくていいように、もっと先回りして行動が伴っていればもっと救われるんじゃないかなと思う。
