気持ち悪いホラーだった
どこかの田舎で本当にありそうな
怖い教団みたいな怖さ
『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督の作品
元々精神的に不安定な主人公ダニーは恋人に何かと依存している生活をしていた
そんな時家族が一家心中をしてしまう事件が起きる
ダニーの精神はもうボロボロだったが恋人のクリスチャンは依存されている重さに耐えきれず別れたがっていた
そんな時クリスチャンの友人の提案でスウェーデンのホルガ村にみんなで行くことになる
ホルガ村は90年に一度の夏至のお祭りがあるという
村の人は皆んな同じような白い服を着て皆んなを歓迎してくれる
ダニーは救われたような気持ちを覚えていたが食事が終わるとそんな気持ちも揺らぐ事件が
村の儀式により老人が崖から自ら飛び降りるという事が起きる
皆んなは呆然とするがこの村のしきたりには常識の範囲を超えていて…
アリ・アスター監督は日本の『楢山節考』を参考にしたらしいという記事を読んだ
老人が飛び降りるシーンはそういう事か…と思う
歳をとってみんなのお荷物になるよりは自ら死を選ぶという事かなぁ
この作品は明るいけど怖い😱っていう今までなかった感じ
ずっと夜も外は明るくて村のみんなはニコニコしていてフレンドリーでダニーには楽園だったのかもしれない
誰にでも楽園だとは限らないけど…
私は逃げ出すかなぁ