Nove

アグネスと幸せのパズルのNoveのレビュー・感想・評価

アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)
3.8
世の中には、凄い才能を持った主婦がたくさんいる。
その能力に気づいていないか、知っていても押し殺している。
ずっとモヤモヤとした気持ちを抱きつつ、なぜ周りの人たちは、簡単にできることをやらないのか疑問に思う。
パズルをすることで、カオスな日常を整理し、完璧な整合性を作ることで、頭の中がスッキリとする。
天才の母親を理解していたのは次男だけ。
みんなに合わせるために主婦を演じ、自分で自分のバースデーケーキを作り、蝋燭に火を灯す。
凡人は、その行為に疑問を感じない。
自分自身の足りないピースを探す旅は、やはり列車がいい。
Nove

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