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ラストナイト・イン・ソーホーのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-208
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋これはこれは!クライマックスに向かっての怒涛の展開とそのホラー感半端ないです!!60年代ロンドンのファッションとスウィンギングロンドンの象徴的な音楽の数々に彩られたクールな世界観でこのストーリーテリング、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督ならではかっ!!こんな鮮やかでキラキラしたホラー映画は今まで出会ったことがないですね。

🖋街の光と闇、60年代と現在、主人公エロイーズと60年代のサンディ、様々な対比とコントラストが見事です。クライマックスの展開には感動すら覚えます。ナイフに写る顔や鮮血の描写には過去のホラー作品へのオマージュも。この辺りは映画好きにはたまりません。

🖋現代と過去、異なる時代の2人の女性。
夢と恐怖がシンクロする物語。タイムリープを巧く取り込んだクールでスタイリッシュなホラー作品です。エドガー・ライト監督で、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの共演が素晴らしい!!

🫣Story:(参考: 公式サイト)
ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのデザイン学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。その日を境に現実で謎の亡霊が現れ始め、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きている可能性に気づき、エロイーズはたった一人で事件の真相を追いかけるのだが……。果たして、殺人鬼は一体誰なのか?そして亡霊の目的とは-!?

🔸Database🔸
・邦題 :『ラストナイト・イン・ソーホー』
・原題 :『Last Night in Soho』
・製作国 : イギリス
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/12/10
・上映時間 : 115分
・受賞 : ※※※
・監督 : エドガー・ライト
・脚本 : エドガー・ライト、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
・原作 : ※※※
・撮影 : チョン・ジョンフン
・音楽 : スティーヴン・プライス
・出演 : トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー。ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。エロイーズ役を「ジョジョ・ラビット」「オールド」のトーマシン・マッケンジー、サンディ役をNetflixの大ヒットシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイがそれぞれ演じる。
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