ぱりぱり

パリの家族たちのぱりぱりのネタバレレビュー・内容・結末

パリの家族たち(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりフランス映画っていいよなーーーーって思う映画

大切な子どもには正しい道を、正しい判断をしてほしいと求めてくる親のことを鬱陶しく思っていて、失敗するのも自分の責任だし、失敗して学ぶこともあるし、失敗するのも権利だと高校生くらいのとき思っていた、
でもある時それを理解できる親であってほしいという正しさを親に求めていた自分に気がついた時、もちろん親もそうだけど自分も自分以外の誰かにあるべき姿を求めていたんだなと気づいた時、自分も親に甘えてるんだな〜て分かった

でも恋人もそうだけど、関係が近いほど、愛情があればあるほど憎みあうし、傷つけあってしまうものなんだと思う。そういう関係性ばかりに囲まれるのは疲れるけど、そういう関係性を人と築けるのは幸せなことかも

お互いが相手のことを理解したいと思って話を聞いている姿や相手を見つめている姿って綺麗だよな〜て思う

評価が低いのは群像劇が複雑だからなのか、親子関係が日本の一般的なものと異なるからなのかよく分からない。