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パパとムスメの7日間のkazu1961のレビュー・感想・評価

パパとムスメの7日間(2018年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「パパとムスメの7日間」
Original Title :「Hon Papa Da Con Gai」
▪️Release Date:2019/11/17
▪️Production Country: ベトナム
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-220
▪️My Review
『パパとムスメの7日間』、ベトナムのリメイク版、ちょっとコミカルに振りすぎかなと思いながらも、きっちり最後は感動させてくれました。
2007年、舘ひろしと新垣結衣のコンビでテレビドラマ化され人気を博した五十嵐貴久著の小説『パパとムスメの7日間』。本作はその舞台をベトナムに移したリメイク版。『太秦ライムライト』などで知られ、ベトナムやハリウッドで国際的に活躍する落合賢監督が製作・監督しました。
舘ひろしと新垣結衣のコンビで認知されているこの作品が、ベトナムの父娘だとどういう風に変わるのか、というのも見どころの一つです。普遍的なテーマとベトナムの個性的な文化背景を融合させ、十分に楽しめる作品になっていると思います。さらに、現在のベトナムでも社会問題になっている“大人の子供化”という原作には無いテーマをコミカルに盛り込んだハートフルな作品です。
キャストもなかなか良くて、『サイゴン・ボディガード』で主演したベトナムを代表する名優タイ・ホアと落合監督が再度タッグを組み、更に人気女優のケイティ・グエンを抜擢したことでベトナムで大ヒットしてんですね。
本作はベトナムで公開されるや否や、同時期公開のハリウッド大作『アクアマン』を押さえ、ボックスオフィス1位になったそうです。
物語は。。。
大手化粧品会社に勤務するうっかり者のハイには、高校生でしっかり者の娘・チャウがいました。幼いころに母親を亡くし、たくましく育った彼女は、トラブルメーカーの父の面倒を見ることにウンザリし、海外留学を決意します。母の7回忌の日、あることがきっかけで二人の人格が入れ替わってしまいます。周囲にバレては困るため、彼らは今までになく意思の疎通を図ろうますが。。。
ベトナムでは人気女優だそうですが、ケイティ・グエンはほんと輝いてますね。
まあ、大林監督の『転校生』の父娘版のような作品です。でもお互いに入れ替わることによって、お互いに対する想いに気がついていくストーリーはなかなかハートフルで良いですね!!

▪️Overview
日本では舘ひろし&新垣結衣の共演でテレビドラマ化され、2017年には韓国でも映画化された五十嵐貴久の同名小説をベトナムで映画化したファミリーコメディ。監督は、日本人として初めて本格的なベトナム映画を手がけ、同国で大ヒットを記録した「サイゴン・ボディガード」の落合賢。国内屈指の大手化粧品会社で働いているが家ではダメな父親と、真面目でしっかり者な女子高生の娘。そんな2人の人格が突然入れ替わってしまい、2人は周囲にばれないように意思疎通を図るが、お互いに良かれと思ってしたことが裏目に出てしまい、関係は悪化するばかりで……。2019年・第14回大阪アジアン映画祭のクロージング作品。「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)で劇場公開。(引用:映画.com)

出演は、タイ・ホア、ケイティ・グエン、トラン・ヒー、ギア・グエン、ヴァン・チャンなど。
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