長谷川朗

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたいの長谷川朗のレビュー・感想・評価

4.2
試写でお先に鑑賞。
多分今年末まで強烈に記憶に残る作品。

この作品の存在を知ったのは数年前。
Netflixのサンドラ・ブロック主演『消えない罪』を観て監督を調べた時。
そしてこれまたNetflixのトム・ハンクス主演『この茫漠たる荒野で』を観て主演の1人である女の子の過去作調べた時。
予告観てかなり公開を待ちわびていた作品。

『システム・クラッシャー』は過去のトラウマが原因で怒りを抑えられない女の子が問題を起こし施設を転々とする。ただ母親に愛されたくて一緒に暮らしたいだけなのに…。その子をめぐる周りの大人たちとを描く映画。

とにかく主役の子の演技というかエネルギーがものすごくて、こちらもかなり消費する。子どもと真剣に向かい合うにはこれだけ本気じゃなければという作品。
予告のパンチ以上にしっかりとドラマがあり見応えある。
長谷川朗

長谷川朗