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Lichtspiel: Opus I(原題)のyのレビュー・感想・評価

Lichtspiel: Opus I(原題)(1921年製作の映画)
3.5
ルットマン処女作。幾何学的な、色と形による表現は、日本アニメーションでいう荻野茂二を想起する。もちろんこちらが先だが。シンメトリーが印象的で、三角はナイフのように鋭く、滑らかな楕円はスライムのようにゆらゆらと空間を移動する。背景と図形の色合いがまた良い。一つの図形が動き、もう一つの図形がそれを避けているように見える演出が沢山あった。2つの図形が合わさって一つになることはあっても、それらが重なり合うことはない。
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