ゾロ

野性の呼び声のゾロのレビュー・感想・評価

野性の呼び声(2020年製作の映画)
3.5
予告で、大自然は映画館で観たいなぁーと
思ったが、タイミング合わず観れなかった

ハリソン・フォードと犬の大冒険!
自然の脅威や厳しさを痛感しながらも
1人と1匹が力を合わせ、試練を乗り越え
友情を育む冒険浪漫!

…かと思ってましたが、全然違った😅

19世紀末ごろのカナダを舞台に
数奇な運命を生きたバックという犬の物語

ハリソン・フォードの立ち位置は
バックの運命最終章で共に生きた人間

序盤からニアミスはするが
なかなか、一緒に行動しない

バックの思考が擬人化されすぎていて
そんなに賢く無いだろう…とは思ってしまう

犬ぞりの仕事の誇りが良かった
 渡しているのは、手紙だけど
 夢と未来と"愛"を届けているんだ…

電報の発達により、犬ぞりが不要になる
今の手紙、葉書、年賀状と同じで少し寂しい

人間の文明化の対比として
バックは逆に文明から離れていく

賢くなる、慣れる、簡略化する
掘り当てた金を、何も買えないと捨てる

文明化とお金で買えないモノに対する社会風刺
ゾロ

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