このレビューはネタバレを含みます
現状に満足できないとき、きっと自身を追い込む、他人を羨む、あるいは諦めるという選択肢。
どれが正解でどれが不正解ということもないのかもしれませんが、多くの人にとって、そういった葛藤や感情は心をすり減らすものかと思います。
そうやって疲れてしまった人に、考えさせてくれる映画かもしれません。
自分の記憶にはいないお父さんに憧れ、内心変わりたいと思いながらも、マイナス思考で逃げてばかりなイアン。
正反対の性格の兄バーニーと、お父さんに会うための冒険に出かけ、様々な出来事を経験し、大切なことに気づく、そんな物語です。
“灯台もと暮らし”
そんなメッセージが散りばめられた作品です。