シネマートの<のむこれ6>です。
いやあ、泣きましたよ。
もんのすごい低調なレビュー見てしまったために‼️・・ハードルがめちゃめちゃ低い状態で臨んだんですが、なんのなんの!結果オーライ‼️
とーーーってもピュアなメンタルで観ることが出来たからありがとう‼️w
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パクソンウンさんは敬愛するファンジョンミンの仲間で後輩。彼もまた経験豊富だし演技力は申し分ないわけで。
でもね、またしても子役チェ・ロウンくんにやられた。
韓国の子役が凄いのか、子供演出に長けた監督がたくさんいるのか・・。
あとね、”サムチョン”のヨンギル(ソン・セビョク)だよ、今作は‼️
超難しい役所を、見事に完遂した。
先に言っておくと、序盤のスローペースと<サックスと言う楽器にどれだけリアリティを持てるか>は観る際のポイントになるでしょうね。
そこをクリア出来れば、大丈夫。
ちょっとだけ中身を書きますけど・・
主人公のソクチンは優秀なサックスプレイヤーでありながら、今は屋根部屋(ってことは貧乏)の家賃を4か月も貯めてしまう生活。妻は家を出ていて息子ハヌルと二人暮らし。
場末のクラブで演奏する日々。
その仕事すら話術の巧みなヨンギルの登場で失い・・
ミュージシャンってさ、先の見えない仕事で大変なわけですよ。そりゃね、ある程度のシンガーのバックやると、1公演10万円、リハは1回5万円貰えてね、だからひと月で東名阪コンサートして、リハが10日なら、80万円が収入ですよ。・・でもこうしてコロナになったりシンガーが何かで活動なくなると途端に無職でしょ。
ホーンセクションって入ったり入らなかったり、バックミュージシャンの中でもさらにキツい。
そんな背景を踏まえて観れば、もう泣きますよ、これは。
あらためて書きますがソクチンを無職に追い込んだヨンギルを演じたのがソン・セビョクさん。ポンジュノ「母なる証明」にも出演し、早くから評価されていましたが、事務所とも色々あってハ・ジョンウさんの事務所移ってから好転しましたね。
良い空気を持った役者さんです。
あっ、息子のハヌルという名前、これ韓国語で「空」って意味です。だから最後の方で「SKY」って出てきます。
残念だったのはヒョクくんかなあ・・下手じゃないけど・・。
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