ビーチでのりのりの合コンを始める男女
いつもの仲間で今日も海で時間を費やす女3人組
鎌倉の町でアルバイトをしながら何となく日々を生きるみのり。
みのりの周りが割と強烈な女が多くて、
こじらせた非モテ男が女の品定めをする
そして、さくらって子は下品すぎる。
出てくる男たちも割とボンクラばかり。
みのりが自然と不満げな顔をしてしまうのも無理はない。
みのりは合コンばかり考えてる女友達から重宝されるのは格を上げてくれる美人だから。
この美人なことに漬け込まれることは大嫌い。
多分自分が美人であることは自覚してるが、自分が女であり、男まさりである彼女は、ルッキズムに対する苛立ちが募る。
触ったらケガをしそうなほど、とんがったナイフのような心は行き場を探して、時々行きすぎた正義感と正論となってトラブルを招く。
ほとんどがくだらない人間たちのくだらない会話劇の中で、(くだらなすぎて面白い)
ひたすら我が道をいくクールなヒロインの世界が平行線で描かれているのが興味深い。
良い意味で、萩原みのりさんのPVのような萩原みのりさんのために作られたような作品だった。