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ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~(2019年製作の映画)
3.1
前作のオチで盛大な『お前誰?その胸毛何?』をやってくれた『ザ・ボーイ』の続編。

今作は夜中に強盗に襲われ、死にかけてPTSD発症したライザおかんと、それを直に目撃してショックのあまり自閉症(口がきけなくなる)になってしまった息子ジュードを心配したおとんが、ふたりの心の安静のために、静かな田舎の邸(前作の邸)に移住したところ、心休まるどころじゃない寧ろ胃がキリキリするわ!な事態に巻き込まれるホラー。

ブラームス君、復活!
今作も不気味さに全振り。
アンティークドール、きれいだけど不気味。

前作ではどうしても「?(解せん……)」と思ったところが、今作ではヒルシャー邸クロニクルを提示してきたことにより一応整合性は取れた形になっているのが◯
タイトルに偽りなく人形ホラーだったのも◯

あとジュード役の少年が、カジュアルな格好→正装になった時のギャップが良い。
そしてめちゃくちゃ美少年……毛穴どこー?というくらいの陶器みたいな顔に端正な顔立ち。
美少年……良い……。