ヘイヘイ

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のヘイヘイのレビュー・感想・評価

3.8
ジュラシック•パークが公開されたのが1993年。あれから29年…

自分は1989年生まれ、ロスト•ワールド(1997)を父と母と3人で映画館に観に行ったことは今でも思い出せる自分の最古の記憶のひとつ。当時の青森の映画館は入替制で、怖がってた自分に、父が「最後の方を観とけば怖くないよ」と言って、1つ前の回の終盤から入って観たけれど、市街地に入った恐竜が夜暴れまくるシーンの真っ只中で逆にめっちゃ怖かった思い出。

その後も両親は、頻繁に映画館に連れて行ってくれたおかげで、立派な映画ボンクラが生まれました。あの時怖かったロスト•ワールドも今では感謝してます。

ということで、以下はネタバレありの感想です。





























なかなかに批判的な感想が目立ちますが(特にバッタ)、自分はそれほどは気にならなくて、おもしろいとこも全然あるやん!っと思いながら観てました。
とはいっても、たしかにこれジュラシックシリーズだよね?違いすぎない?っていうシーンは多かったです。

途中、ミッション•インポッシブルだったり、スターウォーズぽかったり、インディ•ジョーンズなったりとかなり忙しい。。

というか、これまでの予告にはあったドライブインシアターに恐竜のり込んでクルー!みたいなシーン丸ごとなくなってて悲しいです。そういう市街地で暴れまくる恐竜を観にきたんです、ボンクラおじさん達は!(怒)

特にマルタのシーンは、ミッション+ボーンぽいチェイスシーンの連続!でも、これは面白いからヨシっ!
※あのいかにも悪い女はあの後どうなったのでしょうか??

今作も流行りの同窓会系映画でしたが、懐かしいからヨシっ!グランド博士はしっかり子供が苦手だし、マルコム博士は一生懸命木を振ってましたね。

バイオシンの社長は、やることなすこと裏目にでるとこや、どうしようもなくなってイスに八つ当たりしてみたり、すぐ逃げるとこがとっても人間らしくて愛おしくなりました。(そんな人も多いのでは?)
でも、やっぱり腹立つのでエリマキ恐竜に成敗されてよかったです。
ジュラシックシリーズにおいて、エリマキ恐竜は正義の恐竜といってもよいでしょう。

あとはもうちょっとジョン•ウィリアムズのジュラシック•パークの曲をバァーンて惜しげもなく出してほしかったなぁ。所々小出しにされてたんでエンドロールにかかるかなぁと思ったら全然で消化不良です。
スパイダーマンNWHと似てるなぁと思ったらマイケル•ジアッチーノでした。トップガン:マーヴェリックみたいにサービスしてくれてもいいのになぁと。ぜひとも大音量で聴きたかった。。

そしてラスト、T-Rexと鍵爪つけてるサウルス(正式名称不明)がなぜかいきなり息の合った連携プレーでギガノト?サウルスを倒すのには爆笑しました。

と、まぁ細かく言ってたらありすぎるし、シリーズを通して結局問題が解決してるんだかしてないんだかよくわからないけれど、観てる間はハラハラドキドキできたからヨシっ!!
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