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ラ・ヨローナ~泣く女~のjunのレビュー・感想・評価

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)
3.3
死霊館のスピンオフ作品として観ましたがアナベル人形が回想でチラッと出てくるぐらいでほぼ独立したお話でした。

他作品未鑑賞でこれだけ観ても全く問題なし。

ちなみに時系列的には『アナベル 死霊博物館』と『死霊館 エンフィールド事件』の間に位置しているということです。
『アナベル 死霊館の人形』でどえらい目にあったペレス神父がちらっと登場します。


あらすじ→
1963年夫に浮気された妻が嫉妬に狂い夫が一番大切にしているものを奪おうと考え、我が子2人を溺死させるという事件が発生。その直後正気に戻った母親は泣きながら川に身を投げた。
その後女は悪霊〈ラ・ヨローナ〉となって水辺に現れ自分の泣き声を聞いたり涙を触った子供をどこかへ連れ去ってしまうという恐ろしい伝説が語り継がれ始めた。

10年後シングルマザーのアンナはケースワーカーとして働きながら2人の子供を育てていた。ある日児童虐待の調査で向かった家で子供2人が監禁されているのを目撃し部屋を開けると母親はひどく取り乱しーー


個人的に他の作品よりこちらが一番怖かったです。音で驚かせてくるタイプのホラーであり、突然画面に映り込む霊の顔が怖すぎる。あとアンナの悲鳴が野太くてびっくりした笑 
やっぱり生きていた人間の霊が一番怖いということなのかも…
こちらに登場する元神父さんはなんだか頼りになりそうな風貌。ちょっと安心感がありました。

でもラヨローナもパトリシアも自己中過ぎてちょっと…
同じ母親なのに躊躇わないの?!と思うし子供が傷つくシーンが多いのはちょっと不快でした。。。
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