OSHO

薬の神じゃない!のOSHOのレビュー・感想・評価

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)
3.9
中国で流行ったらしい中国映画。

白血病って薬で治る病気だったのか…
それすら知らなかった。
それと中国の保険医療はどうなっていたんだと思わせる映画でした。

白血病の治療薬は4万元(約80万円)。
インドのジェネリック薬を違法で仕入れて5000元(約10万円)で売った男の話し。

最初は金儲けではじめたものの、どんどん良い人になっていく感じも良かった。
この人から薬を買ったお客さんたち全員が口を割らなかった感じも良かった。(口を割ってこの男が捕まったら、5000元の薬を買えなくなるのが第1の理由だけど…)

観る前はもっとコメディ色の強い映画だと思っていたけど、むしろ、終盤は泣けるような展開になっている。

前半で主人公のところに集まった5人が皆、冴えない感じの人たちというのも良かった。
(日本映画や韓国映画だったらイケメン俳優を使っていただろう…)

私の知識不足で冒頭は入り込めなかったけど、なかなか良い映画でした。
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