吉永小百合ってほんとうに変わらないなぁー
生成AIに「伊豆の踊り子」の映画化の回数を訊いたら6回との答えが返ってきた。さらに、原作に最も忠実なのはどれかとの問いには、明確な答えが見つからないのだと。原作がまだ青空文庫にオンリストされていないのが残念。
高橋英樹は現在と比べて面影が薄いのに対して、まだティーンエイジャーだった吉永小百合はすでに現在とさほど変わらない容貌、雰囲気で驚嘆する。
劇中のような旅芸人って、いまや絶滅危惧なんだろうなぁ、少なくとも大都市圏では見かけないだろう。
当たり前だけど昭和感が溢れていて、いくら昭和世代ど真ん中とはいえ、さすがにこういう世界観はもうフィクションでしか味わえない。石立鉄男のドラマシリーズで馴染みのある大坂志郎が懐かしい。
ラストの別離を想うと、人と人との繋がりにネットがどれほどの革命をもたらしたことかと今さらながらに痛感する。