13世紀、バルト海沿岸に村レベルの独自性を持つ小国ゼムガレがあった。
彼らを快く思わないローマ教皇の息子はゼムガレを内部から崩壊させようと画策する。イギリスとラトビア合作の歴史アクション。
血汗飛び散るスペクタクルアクションを期待していたのですが、本格的な戦いが始まるのに45分程掛かり、戦いもそれほど多くはなくがっかり…。
何の為の戦いかも今一つ明確に見えず、鍵を握る筈の指輪も空気でイマイチ盛り上がりに欠ける。
敵との戦いよりも、仲間割れの方が多いような印象…。登場人物が多く似た風貌も多いので誰が誰やらごちゃごちゃになりました…。主人公も悪の教皇の息子も貫禄が足りない。
大自然の風景とクライマックスの多人数での戦いは良かった。この辺の歴史を知っている片なら楽しめると思います。私は思っていたのと大分違い面食らいましたが、それでもまずまず楽しめた作品でした。