バットマンの悪役のジョーカー
本当にあのジョーカーになってしまうのか?と思ってしまう気の弱い優しい男
ゴッサムシティーに住むアーサーはピエロの仕事をしながら母と2人で暮らしていた
アーサーには持病があった
緊張すると自分の意思に関係なく笑ってしまうのだ
脳神経に問題があるらしい
母親は昔トーマス・ウェインの家に仕えていたらしく貧困で苦しんでいる生活を援助してくれと手紙を送っていた
だが返事は来ない
アーサーは持病のこともありソーシャルワーカーの所へカウンセリングに通っていたが福祉の援助が打ち切られてしまい薬がもらえなくなってしまう
そして外で看板持ちの仕事をしていると数人の男達に囲まれ襲われてしまう
その事を知った仲間が拳銃を貸してくれ 自分で身を守れと励ます
しかし仕事中のミスでピエロの派遣会社をクビになってしまう
肩を落としピエロの格好のまま地下鉄に乗ると会社員達に絡まれ襲われてしまう
堪えきれなくなったアーサーは会社員に向け発砲!
この事件からタガが外れたのか… アーサーはスタンドアップコメディの舞台に立ってみるのだが全然ウケない
緊張の為アーサーは発作で笑い出す
完全にスベッたアーサーだったが何故かいつもテレビで見ていた大御所のマレーの番組に呼ばれる
しかしそんな時自分の生い立ちの秘密を知ってしまい色々なものが崩れ去ってしまうのだった…
ジョーカーといえばあっけらかんと何も考えず何も感じずに人を殺すイメージ
人殺しを楽しみにさえしている…そんなイメージなのに…
こんな悲しい苦しい可哀想な過去があるなんて
嫌だ!こんなのジョーカーじゃない!
って最初は思った
しかし何度か観て行くとこれだけの苦しいことがあって人格が破壊されてしまったんだなぁと納得
ホアキン・フェニックスでなくてはこんな難しい役はこなせなかっただろうと思う
ホアキン・フェニックスの演技力凄い👍