気が合うのに肌の色も何も関係ないんだろうって、改めてそう思わせてくれる映画
ラストシーン、泣いてしまった。
ただの黒人と白人が触れ合う物語ではない。複雑だけれど、黒い世界で暮らしてきた白人と白い世界で暮らしてきた黒人の話だ。
白の良さを黒が教えて、黒の良さを白が教える
音楽が2人をつなぐ。いいものはいい
2人にはそれを受け入れる器量があった
それぞれに自分のラインを持っていて、それがほどよく解けていくのが良かった
気が合うってこういうことなんだろうとまで思った
以下好きなシーンなど
・フライドチキンのくだりが好きだ、嬉しそうに骨を捨てるドクターの顔、そしてその後ポイ捨てを諌めるドクター。
・農場の黒人達と見つめ合うシーンは印象深い。ドクターは黒人のなかでも1人、孤独。「白人達は教養人だと思われたくて俺の音楽を聴く。」「俺ははぐれ黒人だ」
・ロマンチックな手紙も好きだけど、こいつがはじめに書く手紙も悪くなかったな
「ps.子供にキスを」完璧や。
・「寂しい時には先に手を打たなきゃ」
・最後のコンサートでの決意「ドクターがなぜこの旅に出たのかと聞いたな。才能だけでは十分じゃないんだ、勇気が心を変える」
・楽しそうにピアノ弾くシーンはやっぱり最高だなあ
ラストシーン、泣いた。ドクターにトニーの妻のドロレスとずっと会って欲しかった。気持ちいい嬉し泣き。最高の気分です。
