時は1960年代の人種差別真っ只中のアメリカ。イタリア系の白人用心棒と黒人天才ピアニストのアメリカ南部での波乱万丈の演奏旅行をユーモアを交えて描く。
アカデミー賞受賞作品。
用心棒のトニーがいつもタバコ吹かして何かを食べている。しかし、この食べ方が実に美味そうである。
ハンバーガー、パスタ、フライドチキンを美味そうにガツガツ食う。きっと、この男と一緒に飯を食ったら絶対に美味いに違いない!
ピアニストのシャーリーことドクもなかなか味がありました。昔、好きだったカティーサークがお好みとあって親近感が湧きます。
でも、やっぱり本作の主役は破天荒なトニーだと思います。トニーの妻役のリンダ・カーデリーニも20代に見紛う程美しい。
二人が乗るエメラルド色のキャデラックが印象的で、鑑賞後は爽やかな気分にさせてくれました。
本作は実話ベースですが、トニーとドクの最期は二人とも同年に没したと説明があり、運命的なものを感じました。
あー、ケンタのフライドチキンが食べたい!