クローン妻を殺し続ける
富豪の優雅な遊び。
クローンの悲哀が好きなので見たがいまいちピンとこず。後半がなあ…設定はなんかおもしろだった。
広告の売り出しと映画が語るストーリーテリングの引きの部分が噛み合わせが悪くて、端的にいうとジャケ写や予告でネタバレしちゃってるんだよな〜てのが玉に瑕。
まあ、でもそれ見てないと気にならなかった気もするので仕方ないか…
となると問題はクローン人間であることがバレるまでの悠長なお話の語り口の方にあるとも捉えられる。
富豪のインテリジェンスな旦那と教養は全くない美貌の若妻のふたりのねじれた関係性が面白かった。
他は全部君のものだけどここだけは入るなよ、って言いつつパスコードは与えるって怖ない？ほんで入ったら君は信頼を裏切ったー！て殺して、また次の子呼び込んでってそれがルーチンになってるの。富豪の鬼畜の遊びって感じが中々いい。
後半旦那が退場してからなんかとっ散らかってて失速してしまってる感は否めない。
ちょうどアマプラの視聴期限がきてラスト30分が見れなくなったので途中までだけどここからの盛り返しも期待薄なので見返しはしないかも。
年末バグダッドカフェで締めようと思ったのになんか流れでさして興味ないB級SFを見てしまった私。そんな私はもう去年のもの。今年の私に期待。
