ごく普通の少年パイクレット
向こう見ずな友人ルーニー
サーフィンと出会い夢中になる中で
一流サーファーのサンドーと
その美しい妻イーヴァに知りあう
ずっと楽しく一緒に波に乗っているはずが
少しずつ関係は変わり始める
このジャケで
このタイトル
この出だしからすれば
辿り着く場所は思わぬところだった
爽やかで
心沸き立つ
そんな波は
苦くて
切なくて
厳しい顔に変わっていく
エリザベス・デビッキ
儚げなようで
危ういようで
希薄なようで
滲み出る存在感
どこか人間離れした魅力がほとばしる
ジャケは男3人だし
サーフィンもテーマだけど
作品の空気を作っているのは彼女
いやはや
たいした女性です