え、これ山崎監督？？ ちょっとしかクサくなかったよ。ゴホン、ゴホン、失礼。
オープニングの生々しい戦い。武蔵？ 大和？ なんだろう、と思わせてからの計算による戦争を止めさせようとするバトル。こんなことが本当にあったらなあ、と願いつつ、未来の歴史を冒頭に描いているので、嫌でもそんな幻想を描けない。
田中泯さんの「真実、そんなものに何の意味がある？」というセリフの迫力が凄まじい。物語の後半、どうして怪物大和を作り出してしまったのか、という謎に迫り、面白いと思いつつも、それは無いだろうという気にもなってしまう。
