ナイトアウェイク

凪待ちのナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

凪待ち(2019年製作の映画)
1.3
負のパワーが強烈、ガリガリ削られる…。
観てるのが辛かった。



ネタバレ。
基本は、私自身への記録。
間違えて読む人は気を付けて。
読まなくていい、自分宛てだから。
✮マークは、大好きな部分。














プラスに転換できない、意志の弱い主人公に心底イラついて仕方ない。でも、主人公が自分のクズさを自覚してるし、救いようもなくて、またそれが癇に障ってぶっ飛ばしたくなる。

✮でも、これも人間が持つ本当の姿の一つでもあるだろうし、私も何かに依存するかも知れない。自覚してないだけで、悪い部分を幾らでも内包してるだろうな。

映画の主人公って、多数が勧善懲悪ヒーロー。
最近は割合が多くなってる気がするアンチヒーロー、またはダークヒーロー。
この作品の主人公は信念があるわけでもない。ギャンブルの才能や運があるわけでもない、依存。

何度も観たい作品ではない。
✮けど、どんな人でも陥るかも知れない様相や境遇に、心底苦しくなる。

私には、この作品は映画じゃない。
心が強い時、またいつか観よう。

記録。